成人型アトピー性皮膚炎「大人アトピー」は、小児期に発症することが多く、思春期以降も継続するケースは5%程度だと言われています。しかし、何年もおさまっていたのに再発したり、何の徴候もなく、高齢になってから発症することもあります。
湿疹ができる部位
成人の場合、男女問わず湿疹は体のどこにでもできます。耳の後ろ、まぶた、手、顔、ひじ、ひざの裏などです。
大人アトピー性皮膚炎の要因
アトピー性皮膚炎の要因は、子供でも大人でも本質的には変わりません。ただし、成人の場合、仕事でのストレス、睡眠不足や生活リズムの乱れも湿疹を悪化させる要因になります。
私生活へのアトピー性皮膚炎の影響
かゆみによって睡眠が妨げられ、慢性的な疲労へつながることがあります。自分の外見に対する他人からの目線が気になり、外出を控えたくなる気持ちになる方もいらっしゃいます。
※本サイトに掲載された情報は、医療関係者への相談の代わりになるものではありません。この記事の情報を実践する際の判断については、かかりつけ医にご相談ください。
アトピーのかゆみと睡眠の関係
アトピーのかゆみは、入眠するときにからだの内部の温度を下げ、逆にからだの外に熱をだそうとする概日リズムによって強まります。
アトピー性皮膚炎と目
目の周りの皮膚は、皮脂腺が少ないため、非常に薄く、肌のバリア機能が低くなっています。顔の他の部位よりも3~4倍も繊細で、敏感といわれています。
自分の肌の状態を理解し、コントロールしていくことの重要性について
自分の肌の状態を理解し、コントロールしていくことの重要性。アトピーの症状は、良くなったり悪くなったりを繰り返します。
じゅくじゅくしているところの保湿
湿疹が悪くなっているので、お医者さんに相談の上、お薬での処置を行い、保湿はお医者さんの指示により行いましょう。また、日焼け止めを使いたい方は、じゅくじゅくしたところ、皮膚をかいて傷ついてしまった部分には塗らないように気をつけましょう。