アトピーのかゆみは、入眠するときにからだの内部の温度を下げ、逆にからだの外に熱をだそうとする概日リズムによって強まります。これは皮膚の温度上昇にもつながるので、夜間に皮膚から失われる水分は多くなってしまいます。
かゆみによって睡眠の質が低くなり、就寝後すぐに掻き壊しをしてしまうことも。じつは就寝後3時間は成長ホルモンが多く分泌される時間帯で肌細胞を生き返らせるチャンスでもあります。
ご家庭でこうした悪化を防ぐために、基本的な生活習慣に気を付けながら、かゆみ防止のためにこまめなスキンケアを続けましょう。かゆみを抑えるため、おしぼりや氷袋で冷やすのはよく知られている方法です。また、皮膚バリアがととのっていない赤ちゃん、小さなお子さんには、肌が露出して床などとこすれないように、衣服やガーゼ、包帯で覆ってあげることも予防になります。
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